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楽器は大切に扱って欲しいものです

先日友人のライブを手伝った時の事だけれど...

対バンのロックバンドがありましたが。
演奏はそこそこ叩けてるのですが、非常に気になったと言うか、腹立たしかったと言うか、悲しかったと言うか。。

ドラムセットはライブハウスの物を使い回しでお借りする事になっていたのだけれど、ドラムセットは所謂ところのパワーサイズというちょっと深めのシェルサイズでセッティングするとどうしてもタムの位置が高くなってしまう。
自分で叩きやすいセッティングを見つけるのにはコツがいる訳ですね。
僕達は逆リハ(リハーサルの順番を出番の遅い順にやる事)だったので一番最初に楽器を使ったのです。ペダルを自分の物に付け替えて、先日買ったガルバルディのスネアをマウントしてシンバルを載せ変えてタムを含めてセッティングした訳です。セッティングはドラマーそれぞれによって皆違うものだし、手間がかかっても、面倒くさくてもベストなセッティングにしないとプレイに集中出来ないから時間が無くても納得出来る位置を見つけるようにしてます。
ハッキリ言ってサイズの大きなタム、深いシェルって言うのは自分はあまり好きじゃないし、セッティングにも悩む事が多いのですが、この時の対バンのドラマーの楽器に対する知識の無さ、扱いの酷さには閉口したと言うより悲しかったな。
タムの高さが足りないのは解っているのだからタムホルダーを高くあげてセッティングすれば良いものをタムを角度を大きくつけてセットしようとしてるのだけれど、タムのリムがベースドラムのシェルをグリグリやってる訳ですよ。何と言う事を!!って思ったね。よっぽど『こらぁ〜、何やってるねん!』ってステージに上がって言ってやりたかった。
お店のマネージャー、P.Aのエンジニアも目の前で見てるのだから何か言ってやればいいのにと思ったよ。

僕のレッスンでも楽器の扱い方、セッティングの仕方とか、もう1度ちゃんとレッスンでやらないといけないね。絶対に自分の生徒からああいうドラマーを出したく無いです。
楽器も大切に出来なかったり、知識も無いようじゃ音楽演奏する資格はありませんっ!!